長男の性格と彼の人生。
長男は家ではとっても明るいし、おどけてよく喋ります。
とっても可愛い!
でも保育園ではまるでお面をつけてるかのような強ばった表情をしてる。
かれこれ通って4年目。
前よりはマシだけど、保育園の入り口に入ると表情がスッと消えます…
この春はとくに保育園の先生たちの異動が大きくあったので、春は増して緊張しているようでした。
歌や工作は好きだし、お友達とも一緒に遊んだりしているようでよく話してくれるけど、家での本人との乖離がけっこうある。
最近、毎晩のようにうなされていて、逃げるだの嫌いだの寝言を言っている日がありました。
翌朝、夢について聞いてみたら、保育園の夢みたよ〜とのこと。
本人が言うには怖い夢ではなかったようなので、その夢ではないのかもしれないけど、彼の中で日々の緊張や恐怖があるのかなと思いました。
そこから彼の今後を想像して、小学生になったら彼はもっとキツいかなぁとか、私の中で心配になりました。
そこで、長男についてカードを引きました。
左から
✳︎過去生
✳︎感性
✳︎独立
「彼のまわりに対する恐怖心は過去生からのもの。赤ちゃんの頃は本性の感覚だけど、成長とともに本性の感覚よりも自我の感覚が強くなる。今回のテーマとして持ってきている過去生の感覚(恐怖心を感じる)が出てくることで、「人間」としての人生がスタートする。」
そう感じ取った時、彼がお面のような顔で通っていて自分が出せないことも、彼の人生のスタートとして完璧なんだと思いました。
人間としての彼にはわからないけど、もっと大きな存在である彼が選んできたモノ。
私自身、彼のように小さい頃は家では明るくてひょうきんだったけど、外ではお面をかぶってるかのごとく、全然自分を出せなくて辛かった。
まわりがとても大きく見えて、自分が今にも消えそうなちっぽけな存在に感じて、何かしたり動いたら人に見つかって(指摘されて)晒し者になったら生きていけない…
とにかく怖くて、
だから身を潜めなくては…
そんなふうに思ってました。
私は彼に自分を投影して、私と同じ道を歩んでほしくないと思い、彼がそうならないようにと、彼の気持ちを受け入れられるようになろうとか、学校が嫌になっても寛大に対応しようとか、闇雲にどうにかしてあげなきゃ!と、
彼の恐怖を悪者にして、そこから逃げる対策に専念する気持ちになっていた。
でも、まわりの恐怖、自分が出せないこと、それらが完璧なら。
この人生を生きるために持ってきたモノなら。
それをどうにか排除しようとせず、それすらも信頼して寛大に見守ってあげたい。
彼の人生はそれで完璧なら、私が小さな視野でどうにかしようとせずに、彼が安心して自分に取り組めるように。
手を差し伸べるところは差し伸べて、帰れば安心できる居場所として家族がいられたらいいなと思う。
このカードを引く数日前に、全く同じ順番で同じカードを自分に引いていました。
だからすごく驚いたのだけど、そのおかげで思えたこと。
今の私は、そういう私から独立をしていくけど、逆に彼はそうなることで人間として独立する。
始まりも自分。
そしてそれは、終えられる。
終えられるのも自分。
出てくる恐怖に怯えることもあるし、それが常だからそれが自分のように思ってしまうけど、それは本当にワタシなのか。
過去生のもの、それはワタシではないよね。
設定であって、ワタシではないよね。
その人生スタートを設定したんだから、私もそれで完璧だったんだなぁ。
恐怖とべったりだったのが、少し俯瞰して見られるようになった。
それと、当時のことを私は本当に嫌だったんだなぁ、辛かったんだなぁと改めて感じることができて緩んだ。
彼を通して、自分から湧き上がる取り残した気持ちを都度味わって許していきたい。
持って生まれてきたモノであって、それで完璧なんだということ。
子どものことも、それをもっと大きな視点で見れたら、きっとラクになるお父さんお母さんはたくさんいるんじゃないかなぁと思った。
うちはまだ子どもが小さいけど、これから成長するにつれて直面していくことがいろいろあるだろう。
そんな視点を持てていたらいいなと思う。
0コメント